恨みを浄化するためには、相手に依存している自分に気づくことが大切です


いつまでも消えることのない恨みを浄化するには、相手についてあれこれと考えを巡らせるよりも、自分の心の中を見つめるべきです。特定の人に対して恨みの気持ちを持ち続ける人は、その相手に対して強く依存しているのと同じことになるからです。

恨みを抱いている相手にこだわり、相手のことばかりを四六時中考えている自分を客観視してみてください。楽しく過ごせるはずの時間を、恨みを繰り返し思い出すことに費やしている自分の姿は、果たして幸せそうに見えるでしょうか。

他人のせいにする依存した考え方が恨みを生んでいます

他人を恨み続けている人や恨みを感じやすい人は、他人に対する依存が強い人だといえます。恨みを持っているはずの相手に依存して生きている自分の姿は、客観的に見てどのように映るでしょうか。

人が人に恨みを抱いてしまうのは、相手に対する依存が強く、相手を思い通りに動かしたいと考えているためです。しかし平等な人間関係においては、相手を思い通りにコントロールすることはできないため、思うようにいかない不満が恨みを生んでしまいます。

特定の人に対する恨みが浄化できないという人は、自分の中にある依存心や執着心に気がつくところから始めましょう。相手を非難するばかりで己を省みないうちは、恨みの気持ちを浄化することはできません。

誰かに対して恨みを持ちやすい人は、何か悪いことが起こると他人のせいにしたがります。なぜ人のせいにしたがるのかといえば、自分のせいだと考えるよりも遥かに楽だからです。

いつも楽な道ばかり選択している人は、年齢を重ねたとしても心の成長は止まったままです。心の成長を拒む人は誰かが適切なアドバイスをしてくれても耳を貸さず、さらにネガティブな感情を強めます。

恨みの恐いところは、終わりが見えないという点に尽きます。「人を呪わば穴二つ」ということわざがあるように、果てしなく続く恨みはやがて、自分の幸せを脅かすことになるでしょう。

恨みは浄化しなければ、いつか自分に返ってきます


「因果応報」や「カルマの法則」という言葉に表されるように、恨みなどの他人に対する悪意は悪い結果となって、自分の人生に返ってくるものです。どちらの言葉も、善良な行いはよい結果として、不正な行いは悪い結果として返ってくることを意味しています。

人の世はこうした法則があることで秩序が保たれ、私達が自分の未熟さや過ちに気がつくきっかけを与えてくれています。自分の行いがそのまま人生に反映されるのは、真理の法則だといえるのです。

相手に固執し、恨みの浄化ができないうちは人の世の真理から離れている状態だといえるでしょう。人は誰でも自分を省みることで心の浄化や成長を遂げていきますが、恨みがましいタイプの人は自分への批判にとても敏感です。

不当な批判を受け止める必要はありませんが、心の成長のきっかけとなる批判を拒絶していては精神の浄化を妨げます。また相手を批判して自分を正当化することを続ければ、やがてあらゆる人からの信頼を失ってしまうでしょう。

恨みを浄化するための方法は、とてもシンプルです

他人への恨みは自分の身を焼き尽くす炎にも似ていて、浄化するのが難しいように思えるかもしれません。しかし、人生は想像よりも遥かにシンプルな構造をしているので、恨みを浄化するのはそう難しいことではないのです。

もし人生が複雑でわかりにくいものに映っているのなら、人生を見えにくくしているものの正体は、恨みなどの感情になります。恨みを切り離して浄化することも、幸せに生きていくことも、実はとても簡単です。

どんなに強く念じたとしても、他人を思うようにコントロールすることで、満足感や幸せを手にはできません。他人を変えたい、人生を変えたいという願いを叶えるたったひとつの方法は、自分自身が変わることです。

内側から意識を変えられれば恨みもいつしか浄化され、幸せの感度が高い人生を送れるでしょう。

(まとめ)恨みを浄化する方法はありますか?

1.恨みを浄化するためには、相手に依存している自分に気づくことが大切です

いつまでも浄化することがない恨みに苛まれている人は、恨みを抱えて生きている自分の姿を客観的に見つめてみましょう。恨みを抱く相手を繰り返し思い出すのは、相手に依存していることに他ならぬという事実に気づくべきです。

2.他人のせいにする依存した考え方が恨みを生んでいます

誰かに恨みを持ち続けている人や恨みを感じやすい人は依存心が強く、何でも人のせいにしたがります。自分の過ちから目を背けている間は恨みの浄化はされず、むしろ積み重なっていきます。

人への恨みはいつか、自分を不幸せにすることになるのです。

3.恨みは浄化しなければ、いつか自分に返ってきます

恨みという感情の恐いところは、いつか悪い結果となって自分の人生に返ってくるという点になります。よい行いはよい結果として、悪い行いは悪い結果として返ってくるのが、人の世の理です。

4.恨みを浄化するための方法は、とてもシンプルです

恨みを浄化するのはとても難しいことに思えますが、自分の意識を内側から変えることができれば、満たされた人生を歩めるようになります。強い恨みもいつしか浄化され、人生を複雑にしているものの正体に気づけるでしょう。


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著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。「『不快感』がスーッと消える本」の著者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、他人へのあがり、緊張、対人恐怖の克服をサポートする。
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