対人恐怖症は劣等感が原因となる場合もあります


他者と比べて容姿や能力、運動神経などが劣っていると感じると人は劣等感を抱きます。そうなると人から自分はどう思われているのかが気になって緊張し、人との接し方がぎこちなくなって対人恐怖症に陥ることがあります。

さらに劣等感を抱く要素によって、失敗し人前で恥をかいてしまった場合はトラウマとなり、よりいっそう人と接することへの恐怖が強まるでしょう。劣等感は自分の努力がある程度薄らぐ場合もあり、同時に対人恐怖症も和らいでくると考えられます。

他人に対する劣等感が対人恐怖症を招くこともあります

対人恐怖症は自身の劣等感を認識することが発症のきっかけとなる場合もあります。とくに集団生活を余儀なくされる学生時代においては、協調性や社会性が身につく反面、他者と自分との違いにも気づきやすい環境におかれます。

他の人と比べて容姿や勉強、運動スキルなどが劣っていると思うと、人に対して劣等感を抱きやすいです。さらに話し方やしぐさなどに特徴があることや人とは異なる考えを持っていることなども劣等感になりえます。引っ込み思案で人見知り、神経質など人間関係を狭めやすい傾向にある性格も関係してきます。

この劣等感が強ければ強いほど、自分自身の存在意義を失いやすく、自分に自信が持てなくなります。その結果、人にどう思われているか気にしだして自分に対する人の言動に過剰反応し始めます。

周囲の人にもそんな自分の姿が異質に映り、避けられるようになると、ますます人を不快にさせない接し方がわからなくなり、対人恐怖症へと陥っていくのです。

恥や失敗などがトラウマとなって対人恐怖症を招くこともあります

自身が抱く劣等感の元となる要素が原因です。人前で失敗したり恥をかいたりすると、その経験が引き金となって、対人恐怖症をもたらす場合もあります。

たとえば運動ができないという劣等感を抱いていて、体育の時間に跳び箱を失敗して周囲の人に笑われたというケースです。他にも友人の容姿が優れているかなと軽い劣等感を抱いていたところ、意中の相手と友人が恋人同士になってしまった場合なども当てはまるでしょう。

劣等感が原因で人に笑われた、からかわれた、友人に負けた(失敗した)という出来事により、劣等感がより強まってしまう結果となります。そうなると、自分はダメな人間だという自己否定感が強くなって自分に自信がなくなり、人にどう思われるかがかなり気になり始めます。

はじめは人と上手く付き合おうと本来の自分の気持ちを抑え込みます。しかしやがて苦しくなって人と接するのが怖くなり、挙げ句には接し方までわからなくなってしまうという事態に陥ることがあるのです。

劣等感を和らげることで、対人恐怖症克服に近づけます

劣等感にさいなまれ、人が怖くなってしまった時は、まず自身の心と向き合う時間を作りましょう。対人恐怖症となったのは、自分のどんな劣等感、出来事が原因だったのかを改めて振り返ってみてください。

自分の気持ちをさらけ出し、客観視できるようにノートに書くとよいです。できれば家族など信頼できる人に打ち明けてみるのも1つの手です。

運動や勉強などの劣等感は、努力することである程度克服できる可能性も残されています。自分でどのようにすれば劣等感から抜け出せるのかを、その方法を色々探ってみましょう。

また恋愛など相手の気持ちも尊重されるものだと自身の努力ではどうにもならないことがあります。恋愛が上手くいかないのはもう縁がなかった、自分の本当の相手はその人ではなかったと考えましょう。

自分を卑下するのではなく気持ちを切り替えて、ありのままの自分を受け入れてくれる相手との出会いを求めるのが得策だといえます。

なかなか気持ちが切り替えられない人は、そんな自分を責めず今まで頑張ってきた自分を褒めてあげてください。それから劣等感を克服するために自分にできることをまず考えてみましょう。[/wc_box]

(まとめ)対人恐怖症は劣等感が原因なの?

1.対人恐怖症は劣等感が原因となる場合もあります

対人恐怖症は、他の人と比較して容姿などが劣っていると感じて劣等感が抱くことが原因の1つとして考えられます。自分の努力で劣等感が弱まると、対人恐怖症の状態も和らぐでしょう。

2.他人に対する劣等感が対人恐怖症を招くこともあります

とくに集団生活の中では他者と比べられる機会が多いため、容姿や性格、話し方などが劣っていると感じると、劣等感を抱きやすくなります。劣等感が強まると人の目に過敏になるため、対人恐怖症に陥る可能性も高まります。

3.恥や失敗などがトラウマとなって対人恐怖症を招くこともあります

劣等感の元となる要素が、ある時失敗や恥となって表に出ることでより劣等感を強くする場合があります。そうなるとまた同じ失敗をして恥をかくのは嫌だという思いが強くなり、人と接することに恐怖を覚えやすくなるのです。

4.劣等感を和らげることで、対人恐怖症克服に近づけます

自分の劣等感を客観視するためにノートへ書く、人に話すなどしてみましょう。また自分の努力によっては、抱えている劣等感を和らげることができる場合もあります。

劣等感が薄らぐと自分に自信を取り戻すことができるため、対人恐怖症も和らぐと考えられます。


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著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。「『不快感』がスーッと消える本」の著者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、他人へのあがり、緊張、対人恐怖の克服をサポートする。
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