子育て中には社会的な活動が多くなるため、対人恐怖症で大変な時もあるといわれています。


対人恐怖症は人前に出て話をすることに恐怖を感じる、他人の視線が過度に気になるなどの理由から赤面や発汗のような症状が出る状態です。

家族や友人など慣れた人の前では症状はでませんが、子育て中には、幼稚園や保育園の行事参加、小中学校のPTA活動など大勢の人が集まる機会があります。多くの人の前で自己紹介をするなど、対人恐怖症の症状が出るような状況もあるといえます。

対人恐怖症は人前に出ることに大きな緊張や恐怖を感じる状態です

大勢の人の前に出る時誰でも緊張したり不安に感じたりするものです。ただ、人前に出た時に極端に緊張や不安を感じて、うまく話すことができなくなる、顔が赤くなる、手足が震えるなどの症状が顕著に出てしまうと、その症状を恐れて人と会うことを避けるようになる場合もあります。

仕事や子育ての時など、周りの人と関わりを持つ必要がある場合には、その状態では日常生活に問題が生じることもあるでしょう。日常生活に問題が生じるほど他人と会うことに恐怖を感じるようになると、対人恐怖症と判断されるでしょう。

対人恐怖症には以下のようにさまざまな症状があります。

赤面恐怖症

人前に立った時に顔が赤くなります。

発汗恐怖症

人と話している時に緊張から大量の汗をかいてしまうものです。

スピーチ恐怖症

大勢の人の前に出て話をする時に頭が真っ白になって声が出ない、緊張から声が震えるなどが現れます。

会食恐怖症

自分が食べているところを他人に見られると緊張して食べられなくなるという症状です。

視線恐怖症

周りの人が自分を見てうわさをしているような気がして落ち着かなくなります。自分の目つきが相手に嫌な思いをさせてしまうのではないかと不安になりやすいです。

この症状のどれが表れるかには個人差があり、複数の症状が現れる場合もあります。

子育て中に対人恐怖症の症状が出る場合もあります


実は対人恐怖症といわれる状態の人は多いといわれています。10人に1、2人がかかるといわれる、それほど珍しくない症状です。
とくに多いといわれているのは20代~30代で、男性よりも女性がなりやすいとされています。学校を卒業して就職や転勤があった時、子育てをしている最中など、社会的な活動をする機会が多くなってから対人恐怖症になる場合が多いといわれます。

最初から対人恐怖症の症状が出ていた場合でなくても、子育て中にその症状が生じる可能性もあるため、注意が必要です。

元々、神経質で人見知りをしやすい、感受性が高いなどの性格の場合には対人恐怖症になりやすいといわれています。
また、過去に人前でうまく話すことができなかったなどの大きな失敗をしてしまった経験があると、そのショックを受けた経験が記憶の底に残っているために、対人恐怖症になる場合もあるのです。人前に出た時に以前失敗した時の記憶が呼び出されることで、過度の不安や緊張が生じて震えや赤面などの症状が発生するとされています。

小さい頃の親との関係性が対人恐怖症の原因になる場合もあります

対人恐怖症の原因には、性格や失敗などの経験だけでなく環境的な要因もあるとされています。環境的な要因には、小さい頃からの親との関係や学校生活などがあげられるでしょう。
ずっと自分の言動や好きなものを否定され続けていたなど、親からの愛情を感じることができない生活を長く送っていた場合や、親の顔色を見て生活していた場合などに生じやすいといわれます。小さい頃から親の愛情を受けて育っていれば、自分を否定する気持ちが心の中で大きくなる心配がなくなるといえます。親子関係が良好だった場合には、周りの人からの視線を気にすることもなく、自分に自信を持っていられるようになるでしょう。

小さい頃の環境が対人恐怖症の原因だとしても、発症するのは社会人になってからが多いといわれています。発症のきっかけは、就職や子育てで社会活動が増え、それまでの生活とは環境が変わってしまう環境的なストレスが原因になるともいわれます。

人前であがるなどの症状は、多くの人に見られる症状なので、症状を気にしすぎてストレスを溜めないことも大切です。心がリラックスできる作用があるセロトニンの分泌を促進させるように、太陽の光を浴びる、適度な運動を習慣づけるなど日常生活でも気をつけて過ごすようにすると対人恐怖症の改善が期待できます。

(まとめ)対人恐怖症だと子育てができない?

1.子育て中には社会的な活動が多くなるため、対人恐怖症で大変な時もあるといわれています。

対人恐怖症は人前に出ることに恐怖を感じるなどの症状が現れる状態です。子育て中には子供の学校など、さまざまな場所で社会的な活動を行う機会があり、対人恐怖症の症状が出る状況もあるといえます。

2.対人恐怖症は人前に出ることに大きな緊張や恐怖を感じる状態です

人前に出た時には、緊張や不安を感じてうまく話すことができない、手足が震えるなどの症状が出ることがあります。その症状が極端に強く出て、日常生活が正常に送れない場合には対人恐怖症と考えられるのです。

3.子育て中に対人恐怖症の症状が出る場合もあります

対人恐怖症の人は10人に1、2人はいるといわれ、とくに20~30代の女性が多く、就職や子育てなどが原因で生じやすいとされています。元々の性格によっても異なりますが、過去に大きなショックを受けた経験がある場合などには注意が必要です。

4.小さい頃の親との関係性が対人恐怖症の原因になる場合もあります

対人恐怖症の原因には小さな頃に親の愛情をしっかりと受けることがなかったなどの、環境的な要因もあるとされています。また、大人になってからの社会活動がきっかけとなる可能性があると考えられているのです。

なぜほとんどの方が対人恐怖症の克服に失敗するのか?

多くの方は「対人恐怖症は病気である」と考えていますがそれは全く違います。原因の多くは過去の経験などから来る恐怖や不安によるもので、それらが無くなると驚くほど楽になります。その仕組みについてさらに知りたい方は無料メールセミナーにご登録ください。

著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。NSCAパーソナルトレーナーの資格者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、あがり症、対人恐怖症の克服をサポートする。
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