対人恐怖症で人に接する機会の多い仕事をした場合、続かない可能性が高いといえます


対人恐怖症では、人前に出た時や人に接した時などに通常よりも強い緊張を覚えて、動悸が激しくなる、手足が震える、 全身から汗が出るなどの症状が生じます。

その症状が徐々にひどくなり、症状が出ることを恐れて人と接することができなくなると、仕事を続けることが難しくなる場合も考えられるのです。人前に出ることが多いなど、仕事の内容によっては長く続かないことになる可能性が高いといえます。

対人恐怖症の場合には電話や会議などの仕事内容が負担になるといえます

対人恐怖症の症状は、以下のような場合に表れるといわれています。

・人前に立った時や異性の前に出た時

・人に話しかけられた時や人と話をする時

・会議などで発表をする時やプレゼンを行う時

・周りに人がいる場所で電話をする時

・他の人がいる場所で食事をする時

・人前で文字を書く時

仕事をしている時には、電話の応対や人との会話、打ち合わせなどをしなければならない場合があります。ただ、対人恐怖症の場合には、そのような場面で声や手足が震えたり全身から汗が出たり、顔が赤くなるなどの症状が出ると考えられているのです。

この症状を周囲の人にみられて変に思われるのではないかと思うと、人を避けるようになり、さらに対人恐怖症が悪化する傾向にあります。もし電話に出る機会やプレゼンを行う回数がく、周りとの打ち合わせを何度も行う必要があるような仕事の場合には症状が出やすいため負担を感じる可能性があります。仕事内容が合わないために苦痛を感じる場合には、仕事を続けられないこともあるでしょう。

なるべく人前に出ない仕事が続けやすいでしょう


対人恐怖症の場合、他人に接する機会がない時には症状が現れないので、人と接することの少ない仕事を行うようにすると負担が少なく、仕事が続けやすいです。
対人恐怖症は、人の目を常に気にしてしまう、自分が相手にどう思われているかがどうしても気になるなどの状態になります。ずっと人前に出ている接客などの仕事は、周りから見られていることなどが気になってストレスを感じることが多いでしょう。

とくに人と接することで大きな不安や緊張を感じてしまう場合、はじめのうちは、あまり人と関わらないような仕事をすることで、少しずつ人と接することへ慣れていくことができるといわれています。

人と接する機会が少ない仕事には、工場などの1人で作業する仕事や、清掃の仕事、配送ドライバー、在宅ワークなどが挙げられます。他人とのやりとりがそれほど必要ない仕事を選ぶと、対人恐怖症の症状が出にくく、ムリせずに長く続けられるようになるでしょう。

対人恐怖症は人と接することから逃げると悪化する場合もあります

大勢の人前に出て話をする時や初対面の人と話す時などに緊張することは、特別ではなく多くの人にみられることです。対人恐怖症だと、その緊張が通常よりも大きいために不安や恐怖を感じ、震えや赤面、発汗などさまざまな症状が出るといわれています。

このような症状が出るために他人と話すことが苦手という場合でも、人と接することから逃げてばかりいると、人と接する経験や慣れが不足していき、余計に人との関わりが怖くなる傾向にあるのです。極端に対人恐怖症の症状がひどい時には、しばらく仕事を休むなどの休息が必要な場合もあります。しかし、仕事をして少しでも社会との関わりを持ち続けることが改善のためには大切なことといえるでしょう。

他にも日常生活でさまざまな点に気をつけることで、対人恐怖症の症状の改善が期待できます。症状が出るかもしれないと緊張した状態が続いていると、その緊張感から対人恐怖症の症状が生じやすいです。

緊張感が少ないリラックスした状態を保てるようになれば、対人恐怖症の症状が軽減できるといわれています。そのためには規則正しい生活を送り、十分な睡眠をとりましょう。すると交感神経が活発になっている状態を落ち着かせて、副交感神経が優位なリラックスした状態になりやすくなるといわれています。

(まとめ)対人恐怖症ではなかなか仕事が続かない?

1.対人恐怖症で人に接する機会の多い仕事をした場合、続かない可能性が高いといえます
対人恐怖症では人前に出たり人に接したりした時などに、強い緊張から動悸が激しくなる、手足が震えるなどの症状が現れます。人前に出ることが多いような仕事の場合には症状が出ることを苦痛に感じ、長く続けられない可能性もあるでしょう。
2.対人恐怖症の場合には電話や会議などの仕事内容が負担になるといえます

対人恐怖症の症状は会議などで発表する電話に出る時などに表れるとされています。電話に出る機会が多く、プレゼンをする 回数が多いような仕事の場合には症状が出やすいので、仕事を続けられない可能性もあるといえるでしょう。

3.なるべく人前に出ない仕事が続けやすいでしょう

対人恐怖症の場合人と接することの少ない仕事を選ぶことで負担が少なく、仕事が続けやすくなるといわれています。仕事を続けていると徐々に人と接することに慣れていく可能性もあるでしょう。

4.対人恐怖症は人と接することから逃げると悪化する場合もあります

対人恐怖症では人と会う時に不安や恐怖を感じる、震えが生じるなどの症状が出ます。そのため人と接することを避け続けていると、余計に人と関わることが苦痛になるとされています。ムリをしない程度に仕事をして社会との関わりを持つことが大切です。

なぜほとんどの方が対人恐怖症の克服に失敗するのか?

多くの方は「対人恐怖症は病気である」と考えていますがそれは全く違います。原因の多くは過去の経験などから来る恐怖や不安によるもので、それらが無くなると驚くほど楽になります。その仕組みについてさらに知りたい方は無料メールセミナーにご登録ください。

著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。NSCAパーソナルトレーナーの資格者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、あがり症、対人恐怖症の克服をサポートする。
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