対人恐怖症では仕事上の人間関係のストレスが原因となって生じる場合があります


対人恐怖症は人の前で話をする時や文字を書く、電話をするなどさまざまな場面で過度な緊張が生じ、不安や恐怖感を覚える、赤面する、声が震えるなどの症状が生じる状態です。

誰でも人前に出て話をする時などに緊張することはあるでしょう。
しかし、生活が大変になるなど過度に緊張する場合には対人恐怖症といわれます。仕事上で生じた人間関係のストレスなどが、対人恐怖症の原因になる場合もあるとされています。

仕事などで生じるストレスは心身にさまざまな症状が現れる原因になるとされます

就職や進学、転勤などで周りの環境が変わると、その新しい環境に慣れるまでが大変な場合が多いでしょう。
これまでと違う環境で、上司や周りの人となかなかうまくやっていけなかった時などには対人関係で大きなストレスが生じる場合があります。そして日々のストレスが溜まっていくと、脳の中の神経伝達物質の乱れが生じるのです。

対人恐怖症は、主に人前で大きな失敗をしたことなどがきっかけになって、人と接した時に脳の過剰反応から過度の不安や緊張が生じるといわれています。過度の緊張から顔が真っ赤になる、手足が震える、全身から大量の汗が出るなどさまざまな症状が現れると、その症状を周囲の人に見られるのが怖くなって人を避けるようになる場合があります。

このような対人恐怖症になるのは、社会に出てさまざまな活動を行うようになる20代~30代の時期が多い傾向にあるのです。また、10代の時などに人前で大きな失敗をしてストレスを感じたことが原因になっている可能性もあります。

対人恐怖症は仕事で人と接することにストレスを感じやすくなります


誰でもはじめて会う人を前にすると多少の緊張をすることでしょう。人を前にした時に緊張するというのはよくあることです。しかし対人恐怖症の場合は、初対面やそれほど親しくない人と話す時などに、過度の赤面や発汗、震えるなどの症状が起きるとされています。
対人恐怖症は、通常、友人や家族など慣れている人の前では緊張することがなく、赤面や発汗などの症状は起きないといわれています。職場など、それほど親しくない人の前で症状が生じるという特徴があり、とくに数人が集まるような状態になると症状が強く出やすい傾向にあるのです。

仕事では、朝礼の時に人前で挨拶をしたり、取引先に対してプレゼンを行ったりと人前に出て話をする機会もあるかもしれません。人前に出て話をする場面は多くの人が緊張を感じる場面でもあり、対人恐怖症の中でももっともなる人が多いといわれる状況です。

できれば大きなストレスを感じている時には、ストレスの原因となっているものから距離を置くために、しばらく仕事を休むことがいいとされています。ただ仕事を簡単に休むことができない場合も多いでしょう。ストレス源を避けることが難しい場合には、症状の改善までに時間がかかる可能性が高くなるので、注意が必要です。

ストレスを溜めないことで対人恐怖症の症状の改善が期待できます

対人恐怖症は人と接した時に、脳が過去の対人関係の失敗など大きなストレスを感じた記憶を思い出して、神経に過剰な情報を送ってしまいます。

その結果、過度の緊張が生じるとされているのです。手足が震える、赤面するなどの対人恐怖症の症状は主にストレスが原因で生じるため、日々のストレスを溜めないように気をつけることで改善が期待できるでしょう。

不安や緊張を感じた時には、脳内で神経伝達物質のノルアドレナリンの分泌が促進され、交感神経が活発になり緊張したり呼吸が速くなったり、また血圧があがったりするなどの症状が出ます。

副交感神経が活発に働いている時には、心身ともにリラックスした状態になり、対人恐怖症の緊張感の緩和も期待できるとされています。リラックスできるようにするためには、普段から規則正しい生活を送り、ウォーキングなどの適度な運動を行うことがおすすめです。
日常生活でストレスを感じないような生活を送るために、アロマセラピーを取り入れたり、緊張する場面で不安を落ち着かせるためのツボ押しをしたりすることもよいでしょう。

(まとめ)対人恐怖症は仕事上のストレスが原因?

1.対人恐怖症では仕事上の人間関係のストレスが原因となって生じる場合があります

対人恐怖症は人の前で話をする時などに過度の緊張や不安を感じ、声が震えるなどの症状が生じる状態です。仕事上の人間関係のストレスなどが原因になる場合もあるといわれます。

2.仕事などで生じるストレスは心身にさまざまな症状が現れる原因になるとされます

就職や進学、転勤など、環境の変化によって、大きなストレスが生じる場合があります。違う環境になり、人間関係のトラブルなどから ストレスが溜めると脳内の神経伝達物質に乱れが生じて心身に影響が出ると考えられているのです。

3.対人恐怖症は仕事で人と接することにストレスを感じやすくなります

対人恐怖症の場合には、家族や友人以外のあまり慣れていない人の前で話をする時などに症状がでやすいといわれています。職場でのストレスが大きい時には、できるだけストレスの原因から距離を置く方がよいでしょう。

4.ストレスを溜めないことで対人恐怖症の症状の改善が期待できます

不安や緊張を感じた時には緊張したり呼吸が速くなったりするなどの症状が出ます。対人恐怖症の症状を和らげるためには、日常的にリラックスできるような環境を整えたり、 規則正しい生活や適度な運動を取り入れたりすることが大切です。

なぜほとんどの方が対人恐怖症の克服に失敗するのか?

多くの方は「対人恐怖症は病気である」と考えていますがそれは全く違います。原因の多くは過去の経験などから来る恐怖や不安によるもので、それらが無くなると驚くほど楽になります。その仕組みについてさらに知りたい方は無料メールセミナーにご登録ください。

著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。NSCAパーソナルトレーナーの資格者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、あがり症、対人恐怖症の克服をサポートする。
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