催眠療法で対人恐怖症の改善が期待できる場合があります


催眠療法は対人恐怖症を改善に有効な方法の1つといわれています。人と接した時に過度の不安や恐怖などからさまざまな症状がでることで、その症状を恐れて人を避けるようになり、日常生活に支障が出ているような状態を対人恐怖症というのです。

対人恐怖症は元々の性格、脳の中に記憶されている過去の失敗や緊張した経験などから生じると考えられています。催眠療法は潜在意識に働きかけて原因となっている不安を取り除くことを目的として行われます。

催眠療法は医療の現場で用いられることのある療法です

催眠療法はヒプノセラピーともいわれ、1958年にはアメリカで正式な療法として認められている心理療法の1つです。深層心理学がもとになった療法で、麻酔薬が見つかる前には麻酔代わりに使用されたといわれています。催眠療法では、暗示にかかりやすい催眠状態の時を利用して、潜在意識の領域に働きかけることができるとされています。

催眠中に記憶の奥にある抑圧された感情を探り、対人恐怖症の症状が現れた原因をつきとめることができるといわれているのです。隠れていた不安と向き合って徐々にその不安な気持ちをなくしていくことで、対人恐怖症の原因となっている不安や恐怖を取り除くことが可能と考えられています。

催眠療法は、催眠中に意識がなくなって何をしているのかわからないということにはならず、意識ははっきりしたままで深層心理が呼び出されるとされているのです。催眠にかかっている本人の意識ははっきりしているのですが、無意識下にある、普段は気づいていなかった重要な記憶を取り戻すことができる施術といえます。
また、催眠中には心身がリラックスしたストレスの少ない状態になるため、自然治癒力が高くなり、心と身体が健康になることが期待できるのです。

対人恐怖症の症状は脳の過剰な反応により生じるといわれています


人前に出ると、誰でも緊張したりあがったりすることがありますが、その症状が強く、日常生活に支障が出る場合には、対人恐怖症と判断されます。対人恐怖症では、緊張や不安から人前で話をすることや字を書くことなどに過度の緊張が生じるのです。

それは不安や恐怖を感じた脳の働きによって起きるといわれています。不安や恐怖など危険を感じた時には脳の扁桃体が活動を始めます。扁桃体は身体を危険に立ち向かえる状態にするために、交感神経が働くよう作用する場所です。人と接した時などに手足が震えるなどの症状が現れる場合には、この扁桃体の働きが関係していると考えられます。過剰に震える、赤くなるなどの対人恐怖症の場合には、この扁桃体の作用が通常よりも強く働いているといえるのです。

人と接する場面で不安になった時、その不安な記憶は扁桃体にも残されるため、同じような状況になると、また扁桃体の記憶がよみがえり同じような症状が発生するとされています。
また、もとからの性格によって対人恐怖症になりやすい場合もあると考えられているのです。しかし、主に小さい頃からの生活環境や、昔に失敗したことのある経験が対人恐怖症のきっかけになるといわれています。

対人恐怖症を日常生活で改善する方法もあります

催眠療法は対人恐怖症になったきっかけとなる原因を探して、 潜在意識の不安を徐々に取り除くという効果が期待できるだけではありません。ネガティブな考え方がポジティブになるように働きかけることができるとされています。

ポジティブになり自分に自信がつくと、人と接した時に不安を感じることが少なくなり、対人恐怖症の症状が改善されるといえるのです。

また、交感神経を落ち着かせる働きをするセロトニンが不足していると、緊張しやすくなり、対人恐怖症の症状が出やすいといわれています。顔が赤くなるなど対人恐怖症の気になる症状を改善させるためには、セロトニンの分泌を促進するために規則正しい生活を送ることを心がけるとよいです。

十分な睡眠時間を取り、朝から適度に太陽の光を浴びることでセロトニンが増加し、生活のリズムが整えられるようになるでしょう。ウォーキングなど、一定のリズムで行うリズム運動などもセロトニンの増加に役立つといわれています。

こうした適度な運動を行い規則正しい生活を送ることで健康的でリラックスできる状態を作ることができるでしょう。するとストレスが軽減されて対人恐怖症の症状が和らぐとされています。

(まとめ)催眠療法は対人恐怖症に効果がある?

1.催眠療法で対人恐怖症の改善が期待できる場合があります

催眠療法は、人と接する時に過度の不安や恐怖などを感じる、対人恐怖症を改善するための施術の1つとされています。潜在意識に働きかけて、原因となっている過去の記憶などの不安を取り除くことを目的として行われます。

2.催眠療法は医療の現場で用いられることのある療法です

催眠療法はアメリカで正式な療法として認められている心理療法です。催眠中に普段は気づいていない潜在意識の領域にある、対人恐怖症に関係している不安な気持ちの改善ができるとされています。

3.対人恐怖症の症状は脳の過剰な反応により生じるといわれています

誰でも人前で緊張したりあがったりすることはありますが、その症状が強い場合に対人恐怖症と判断されます。過去に人前で不安を感じた経験が脳に記憶されていることで、人前で恐怖を感じるようになることがあるとされているのです。

4.対人恐怖症を日常生活で改善する方法もあります

催眠療法では潜在意識に働きかけて、ネガティブな考え方をポジティブになるように改善することが期待できます。また、適度な運動や規則正しい生活などを行うことで、過剰に働く交感神経を落ち着かせるセロトニンの分泌が促進されるといわれています。

なぜほとんどの方が対人恐怖症の克服に失敗するのか?

多くの方は「対人恐怖症は病気である」と考えていますがそれは全く違います。原因の多くは過去の経験などから来る恐怖や不安によるもので、それらが無くなると驚くほど楽になります。その仕組みについてさらに知りたい方は無料メールセミナーにご登録ください。

著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。NSCAパーソナルトレーナーの資格者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、あがり症、対人恐怖症の克服をサポートする。
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