対人恐怖症の克服方法は自己暗示を解くことです


対人恐怖症には、効果的な克服方法があります。「緊張に弱い性格をなおす克服方法なんてない」、「対人恐怖症だから絶対に緊張してしまう」といった思い込みを手放し、自分で自分にかけた暗示を解いてあげましょう。

対人恐怖症の人は、物事を悪い方向へ考えてしまいがちです。緊張を伴うことが予想される場面になると、緊張して失敗するに違いないと思い込みます。不思議なもので、頭の中で考えていたことが現実になることがあるのです。それが良いことであっても、そうではなくても、人は無意識のうちに頭の中の出来事を実現するために行動するといわれています。

対人恐怖症の克服方法には地道な努力が伴います

対人恐怖症の克服方法には、いくつかの方法がありますが、どれも地道な努力が伴うものばかりです。今日から対人恐怖症の克服方法を実践する決心をし、行動に起こしたとしても、すぐには思うような成果を感じられないこともあります。

人によって個人差はありますが、対人恐怖症の克服方法にトライしても、効果を実感できるのに時間がかかることが多いです。長年染みついた思考パターンを変えていくのは、容易ではないからです。

たとえ時間がかかったとしても、克服方法を実践して対人恐怖症を治す決心ができるかどうかが、分かれ目になります。焦る気持ちを抑え、自分のペースで克服方法に取り組んでみましょう。

笑顔の練習をする

対人恐怖症の人は表情に乏しく、笑顔が少ないという印象を相手に与えてしまうことがあります。過度の緊張から顔の筋肉がこわばってしまい、無表情になりやすいからです。鏡の前で、自然な笑顔を作る練習をしてみましょう。

自分から挨拶をする

挨拶は良好な人間関係を築くための基本になります。対人恐怖症の人は相手が挨拶してくれるのを待ってしまうことがありますが、自分から明るく挨拶すると、相手の反応も変わってくるでしょう。

腹式呼吸をする

対人恐怖症の人は緊張や不安で呼吸が浅く、胸式呼吸になりやすいといわれています。人は緊張すると、呼吸が浅くなり、心拍数も上がります。腹式呼吸をすると副交感神経が働き、心身のリラックスにつながるでしょう。

対人恐怖症の人が緊張しやすくなるのはノルアドレナリンが原因です


人は誰でも緊張するものですが、対人恐怖症はその緊張度合いが強くなる傾向があります。対人恐怖症の人が過度の緊張を抱えてしまうのは、ノルアドレナリンによって交感神経が刺激されるためだと考えられているのです。
ノルアドレナリンは緊張や不安によって分泌され、自律神経のバランスを崩します。緊張を感じた時に起こる、以下の症状は対人恐怖症特有の症状だといわれています。

・顔が赤くなる、または血の気が引く

・動機がする

・手足や全身が震え、大量に発汗する

・口の中が渇き、息苦しくなる

・トイレが近くなる

・吐き気をもよおす

・頭痛やめまいがする

・筋肉がこわばる

人は強い緊張状態になると、血液中のアドレナリン値が急上昇し、身体にさまざまな症状が現れるのです。緊張が原因と思われる症状が出た時は決して焦らず、深呼吸をして気持ちを落ち着かせましょう。

相手に良い印象を与えやすい話し方があります

会話には、相手に良い印象を与えやすいコツがあります。以下のポイントを抑えるだけで、相手から好印象を抱かれる確率が上がるといわれています。

・無表情にならないようにする

・相手の目を見て話すように心がける

・抑揚をつけて話す

・早口にならないよう、間を置きながら話す

・相手が話をしている時は、耳を傾ける

対人恐怖症の人は会話を苦手だと感じているため、誰かと話をする時は人一倍緊張してしまうでしょう。緊張するのは決して恥ずかしいことではないのですが、対人恐怖症の人にとって緊張は、人に知られたくない、恥ずべきものという認識があります。

緊張しないように意識することは、自分のことだけを考えているのと同じになります。そのつもりはなくても、相手への気配りに欠けた態度になってしまうことがあるので気をつけましょう。

(まとめ)対人恐怖症の克服方法とは?

1.対人恐怖症の克服方法は自己暗示を解くことです

対人恐怖症の克服方法は、自己暗示を解くことです。「対人恐怖症は治らない」、「対人恐怖症だから緊張するに違いない」と、対人恐怖症の人は、自分で自分に暗示をかけていることがよくあります。自己暗示に気づき、思い込みを手放しましょう。

2.対人恐怖症の克服方法には地道な努力が伴います

対人恐怖症の克服方法は、地道な努力が伴うものばかりなので、即効性を重視すると、思うように結果が出ないと感じるかもしれません。焦らず、自分のペースで克服方法に取り組みましょう。

3.対人恐怖症の人が緊張しやすくなるのはノルアドレナリンが原因です

人は強い緊張や不安を感じると、ノルアドレナリンが分泌されて、自律神経の交感神経が優位になります。交感神経の働きが強く表れることで、震えや発汗などの対人恐怖症特有のさまざまな症状が出やすくなります。

4.相手に良い印象を与えやすい話し方があります

会話をする時は、相手の目を見ながら表情豊かに話すことを心がけると、好感度が上がるといわれています。抑揚をつけた話し方や、ゆっくりとした聞き取りやすい話し方も相手に良い印象を与えます。相手の話に耳を傾けるのも、会話を成功させるコツです。

なぜほとんどの方が対人恐怖症の克服に失敗するのか?

多くの方は「対人恐怖症は病気である」と考えていますがそれは全く違います。原因の多くは過去の経験などから来る恐怖や不安によるもので、それらが無くなると驚くほど楽になります。その仕組みについてさらに知りたい方は無料メールセミナーにご登録ください。

著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。NSCAパーソナルトレーナーの資格者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、あがり症、対人恐怖症の克服をサポートする。
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