対人恐怖症からネット依存に、またその逆にもなりやすいといわれています


対人恐怖症でネット依存になる可能性は高いといわれています。

対人恐怖症で外出をしないことが続くと、だんだんと部屋の中でできるインターネットやゲームにのめり込んでしまうため、ネット依存になりやすいです。

また、ネット依存は引きこもりを併発するともいわれています。

引きこもりが続くと、社会生活に戻ることへの恐怖心が強くなり、症状が悪化するケースもあります。

対人恐怖症でもインターネット上での人間関係は築きやすいです

この症状は社会不安障害と呼ばれるようになった、社会的な活動の中に不安や苦痛を感じる状態です。

子どもの頃から内向的な性格だった人が大人になってから対人恐怖症になる場合や、人と接するとき、人前で話したときに失敗をした経験などから、人前に出ると緊張や不安を感じるようになり発症する場合があります。

また人と接する時などに顔が赤くなったり、震えが生じたりと体に症状が現れるケースもあります。

インターネット上の社会は現実社会と異なり、顔を合わせることや人間関係を構築する必要がなく簡単に参加することや抜け出すことができる社会のため、対人恐怖症の人でも入りやすい社会といえます。

たとえ共通のゲームで周りの人とある程度のコミュニケーションをとっていても、問題が起きればすぐにやめることができるので、とても楽な世界といえるでしょう。

ただインターネット上の社会に慣れてしまうと、現実社会は逃げ場がなく人間関係の築き方が難しい場所に感じられます。

ネットに依存すると対人恐怖症が生じてしまう、症状が強くなってしまうなどの問題が生じやすいです。

日本では約10%の人がネット依存症というデータがあります


基本的にインターネットやネットゲームは利用者に何度も利用してもらえるよう作られています。

日本では約10%の人がネット依存症といわれていて、ネット依存の人がはまってしまうネットゲームには、依存症になりやすい要素があちこちに取り入れられているのです。

非日常的な世界や同じ目的を持つ仲間、ゲームの報酬、主人公の成長など、現実社会ではなかなか得られないもので多くの人が惹きつけられるような仕組みになっています。

また現実で時間をかけて仕事や勉強を頑張った末に手に入る成功や実績などの報酬とは異なり、ゲームではすぐに報酬が手に入ります。
ところが、簡単に報酬が得られるゲームに依存してずっとゲームばかりしていると、報酬を得るために予測し行動する「報酬系」と呼ばれる脳の機能に異常が生じるとされているのです。

報酬系に異常が生じると、情緒が安定せず性格がイライラしやすくなったりおこりっぽくなったりするなどの問題が現れます。
またゲームによりドーパミンが多量に放出されるためドーパミン受容体の数が減り、注意力や判断力の低下が生じ、学力や仕事の能率も下がるといわれています。

ネット依存と対人恐怖症には環境の改善が重要です

人間は生活していく上で多くのものに依存しています。

家族や同僚、友人など、社会で暮らしていく上で自分と関係するさまざまな居場所やものに依存しながら生活しているのです。

ところが社会での人間関係に問題が生じて自分の居場所がなくなったと感じた時に、ほかに自分の居場所を作ろうと依存できるものを探します。

その場合、初めての人と会うことが苦手な人は、新しい場所に出かけて居場所を作るよりも、家でインターネットの世界に入り込む可能性が高くなります。

ネットで適度に楽しむことはいいのですが、依存が強くなりすぎてネット依存になるとさまざまな問題が生じると場合もあるのです。

まずは依存をなくすために家族との関わり方を見直すことから始めるといいでしょう。

家で安心して過ごせるようになり、居場所を見つけることができると依存症の改善につながります。

ネット依存症と対人恐怖症が生じている場合には、ネット依存症が改善されてから対人恐怖症と向き合うなど状況に応じた改善方法を行うようにしましょう。

(まとめ)対人恐怖症とネット依存は関係あるの?

1.対人恐怖症からネット依存に、またその逆にもなりやすいといわれています

対人恐怖症で外出をしないでいると、徐々にインターネットやネットゲームにはまり、ネット依存になる可能性があるといわれています。

ネット依存により引きこもりが併発されると社会生活への恐怖心が強くなるとされています。

2.対人恐怖症でもインターネット上での人間関係は築きやすいです

インターネット上の社会は人と顔を合わせることがなく簡単に参加し抜け出すことができるため、対人恐怖症でも入りやすいのです。

しかし、それに慣れてしまうと現実社会での人間関係の築き方が難しくなるといわれています。

3.日本では約10%の人がネット依存症というデータがあります

インターネットやネットゲームには依存になりやすい要素が取り入れられています。

ゲームでは報酬が簡単に手に入りますが、ゲームばかりしていると脳の機能に異常が生じ、おこりっぽくなったり注意力や判断力が低下したりすることがあるのです。

4.ネット依存と対人恐怖症には環境の改善が重要です

人間関係に問題が生じるなどの原因からネット依存になりやすいです。

ネット依存には環境の改善が重要といわれますが、対人恐怖症を生じている場合などもあり、その状況に応じた方法で改善が期待できます。

なぜほとんどの方が対人恐怖症の克服に失敗するのか?

多くの方は「対人恐怖症は病気である」と考えていますがそれは全く違います。原因の多くは過去の経験などから来る恐怖や不安によるもので、それらが無くなると驚くほど楽になります。その仕組みについてさらに知りたい方は無料メールセミナーにご登録ください。

著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。NSCAパーソナルトレーナーの資格者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、あがり症、対人恐怖症の克服をサポートする。
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