対人恐怖症はノイローゼの一種です


対人恐怖症は社会不安障害といわれる病気に分類される場合があります。

人前で話すとき極度に緊張して震えが出る、人からどう思われているかが不安になってしまうなどの症状が代表的でしょう。

対してノイローゼは神経症という病気で、体に異常がないけれど、精神的な原因からさまざまな体調不良、体調の変化が生じるのです。

対人恐怖症はノイローゼの症状の一つとされています。

ノイローゼにはさまざまな症状があります

ノイローゼは、病院で検査をしても原因が見つからなかったけれど我慢ができないほどお腹が痛いなど、病気ではなく精神的な理由から動悸や息切れ、めまいなど体調不良が生じる病気です。

また統合失調症のような精神病の場合には、幻覚や妄想などで現実と非現実が分からなくなる場合があるとされています。

しかし、ノイローゼの場合には精神病のように判断力に問題が生じることはありません。

そのため、ノイローゼはストレスから生じる心の病気といわれています。

ノイローゼには不安神経症や強迫神経症、恐怖性障害などさまざまな症状があります。

不安神経症

決まった行為をするときに過剰な不安感によって落ち着かない、動悸が生じるなどの症状が起きる病気です。

強迫性障害

鍵をかけたことを何度も確認するなど、特定の行為を何度も繰り返さないと不安になるという症状があります。

恐怖性障害

高い場所で極度の恐怖を覚える高所恐怖症や狭い空間で恐怖を感じる閉所恐怖症などのように特定の状況に対して極度の不安と恐怖が生じる病気です。

対人恐怖症もこの恐怖性障害に含まれる場合があるとされています。

対人恐怖症は社会的な行動に不安感などが生じる状態を指します


対人恐怖症は10人に1~2人がかかっているといわれる程、一般的な症状です。
人前に出ることに多少の不安を感じる人は多いですが、中には人前に出る時や初対面の人に会うときに過剰な不安から顔が赤くなったり、声が震えたりする人もいます。

このように社会的な行動をとるときに極度のプレッシャーを感じて体調に異変が生じるなど日常生活に支障をきたすような場合には、対人恐怖症の可能性があるのです。

対人恐怖症の症状には、他の人に聞かれている気がして電話をするのが怖い、常に他の人から見られているような気がして落ち着かない、人前で字を書こうとすると手が震えるなどの症状もあります。

これらの症状をただの性格と思う方も多いですが、過去に嫌な思いをした、恥ずかしい思いをしたなどの経験をきっかけに対人恐怖症の症状が始まることも多いです。

子どもの時にこのような経験をしてから、ずっと人前で対人恐怖症らしい緊張や不安などを感じることがなかったとしても、大人になってからのストレスなどが原因で発症することがあります。

ノイローゼは過度のストレスから生じるとされています

対人恐怖症を含むノイローゼはストレスが原因の、誰でもかかる可能性があるといわれている心の病気です。

日常生活で何か問題が起きた時にうまく対処できなかったなどのストレスが溜まった時にノイローゼになって体にさまざまな症状が現れることがあるといわれています。

ノイローゼにはなりやすい性格となりにくい性格があります。

特に内向的や理知的、執着心が強い、感受性が強いなどの性格の人はノイローゼになりやすい傾向にあるのです。

ただ、ストレスに強い性格でも、仕事での失敗や失恋など大きなストレスが生じた時にはノイローゼにかかる可能性があります。

ノイローゼになったときに体に起きる症状はさまざまですが、不安になったり落ち込んだりするようなよくある症状でも、同じくノイローゼの可能性があるのです。

医学的な定義ははっきりとはしていませんが、ストレスなどにより日常生活に支障がでるような症状がみられる状態がノイローゼと考えられています。

もし体調不良を感じたときには、軽度な症状のうちにストレスを溜め込まない方法や、つらい症状を改善するための方法を覚えて実践することが大切といえます。

(まとめ)対人恐怖症とノイローゼはどう違うの?

1.対人恐怖症はノイローゼの一種です

対人恐怖症は人前で話す時に極度に緊張する、不安になるなどの症状が見られる状態です。

ノイローゼは精神的な問題から体調不良や体調の変化が生じる病気で、対人恐怖症はノイローゼの一種とされています。

2.ノイローゼにはさまざまな症状があります

ノイローゼは、病院で検査をしても原因が見つからないような体調不良が生じる、心の病気といわれています 。

そしてノイローゼには不安神経症や強迫神経症、恐怖性障害などのさまざまな症状があるとされています。

3.対人恐怖症は社会的な行動に不安感などが生じる状態を指します

対人恐怖症は珍しいものではなく、実際には多くの人がかかっているといわれる症状です。

人前に出ることに不安を感じる、緊張するなどの症状が極端に現れる場合には対人恐怖症の可能性があるといえます。

4.ノイローゼは過度のストレスから生じるとされています

対人恐怖症などのノイローゼはストレスが原因でなる誰でもかかる可能性がある症状です。

日常生活のストレスを溜め込まないように、また体調不良を感じた時のために改善するための方法を覚えておくといいでしょう。

なぜほとんどの方が対人恐怖症の克服に失敗するのか?

多くの方は「対人恐怖症は病気である」と考えていますがそれは全く違います。原因の多くは過去の経験などから来る恐怖や不安によるもので、それらが無くなると驚くほど楽になります。その仕組みについてさらに知りたい方は無料メールセミナーにご登録ください。

著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。NSCAパーソナルトレーナーの資格者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、あがり症、対人恐怖症の克服をサポートする。
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