対人恐怖症の症状は人前に出たときに過度に緊張することなどがあります


対人恐怖症の主な症状には人前に出たときのような社会的な行動をとったときに大きな緊張や恐怖を感じるなどがあります。

大勢の人の前で発表をするときには誰でも緊張するでしょう。

人前で緊張しても日常生活に支障が出ているほどではない場合、あがり症や内向的という性格的な特徴になります。

ところがその緊張の度合いが強いため、人前に出ることができなくなるなどの障害が生じる場合には対人恐怖症可能性があるのです。

対人恐怖症の症状は社会的な行動をとったときに生じます

社会不安障害は、人前に出るなどの社会的な行動をとるときに、大きな緊張や不安から体調などに異変が生じて通常の日常生活が送れなくなる病気です。

対人恐怖症は社会不安障害(SAD)ともいわれ、世間の目を気にする日本の文化に関係した病気と考えられてきました。

日本人では1~2割程度の人がかかるともいわれているとても身近な病気です。

その対人恐怖症の主な症状は以下のことが挙げられます。

・人前に出ると緊張から顔が赤くなる
・人前に出ると緊張のため大量に汗をかく
・スピーチをする際に不安から声が出なくなったり、声が震えたりする
・他の人に聞かれていると思って電話をすることができない
・周囲の人が自分に注目している気がして常に落ち着かない
・窓口などの人前で字を書こうとすると手が震えてなかなか書けなくなる
・汗のにおいなど、自分の体のにおいが周りから嫌がられているのではないかと考えてしまう

人によって出る症状は異なり、症状がひとつだけの場合やさまざまな症状が組み合わさって出るケースがあります。

対人恐怖症でなくてもこれらの症状が軽度にでる場合はありますが、通常よりも症状が大きく、その症状を避けたいと不安に感じるほどになると、対人恐怖症といえるでしょう。

対人恐怖症かどうかを診断する方法があります


社会不安障害は、主にM.I.N.I.(精神疾患簡易構造化面接法)で診断することができ、重症度はLSAS(リーボビッツ社会不安障害評価尺度)によって測ることができます。

M.I.N.I.は面接形式のテストです。

精神科でよく利用されている方法で、15分程度で終了します。

この診断の質問内容の中に社会不安障害に当てはまるかどうかを確認する質問が数問含まれていて、その質問項目に当てはまっていると社会不安障害の可能性が高いと言えるのです。

社会不安障害を調べる質問には、「人から注目を浴びることで不安を感じる」「その不安が自分でも過剰に思える」「不安が生じている状況は避けなければならないという恐怖を感じる」「その恐怖による苦痛を感じ、日常生活に支障がある」などがあります。

LSASは24項目の質問に答える面談形式のテストです。

不安、恐怖、回避などについて4段階のうちどの程度に該当するかを答え、その回答から社会不安障害の重症度をチェックすることができるといわれています。

「人前で電話をかける」「公共の場で食事をする」「パーティーに参加する」「会議で発言する」などの項目が出題されます。

対人恐怖症とみられる症状の改善には日常生活の過ごし方も重要です

対人恐怖症の症状はあがり症などの性格的な症状とよく似ています。

過度の緊張や不安感から生じる体調の変化などはあがり症によるもので、正常な範囲なのか、それとも対人恐怖症とされるレベルなのかは、日常生活に支障があるかどうかで区別することができるとされています。

もしも対人恐怖症にかかると、精神療法や薬物療法などが必要になりますが、日常生活に支障が出ていない、少々気になるという程度の症状であれば、療法に頼らなくても良いでしょう。

毎日の生活に気をつけるだけでもストレスが軽減されて、対人恐怖症に近い症状の改善が期待できるといわれます。

対人恐怖症は、さまざまな原因が考えられます。

ストレスが原因となって生じる社会活動への恐怖や不安に、脳の扁桃体が過剰に反応してしまうのではないかという説があります。

また精神を安定させる作用をもつ神経伝達物質のセロトニンなどのバランスが乱れるためになるという指摘も存在するのです。

ストレスを溜めすぎたりセロトニンの量が低下したりして対人恐怖症にならないように十分な睡眠をとって適度な運動を行うなど、健康的な生活を心がけることも重要といえます。

ほかにも不安をうまく対処するように普段から気をつけるようにするといいでしょう。

(まとめ)対人恐怖症の症状とは?

1.対人恐怖症の症状は人前に出たときに過度に緊張することなどがあります

人前に出た時には多くの人が緊張してしまうでしょう。

しかし、対人恐怖症の場合には通常よりもかなり緊張の度合いが強くなり、人前にでられなくなるなどの症状が発生するとされています。

2.対人恐怖症の症状は社会的な行動をとったときに生じます

対人恐怖症では人前に出たときなどに過度に緊張して大量に汗をかいたり 、声が震えたりするという症状がみられます。

緊張は誰でもするものですが、日常生活に支障が出る程になる場合に対人恐怖症といわれます。

3.対人恐怖症かどうかを診断する方法があります

社会不安障害は、主にM.I.N.I.(精神疾患簡易構造化面接法)で診断します。

重症度はLSAS(リーボビッツ社会不安障害評価尺度)で調べることができるとされています。

4.対人恐怖症とみられる症状の改善には日常生活の過ごし方も重要です

対人恐怖症の症状はあがり症などの性格的な症状とよく似ています。

対人恐怖症にかかると精神療法や薬物療法が必要ですが、少し気になるという程度の症状の場合、対人恐怖症にならないように普段から気をつけて生活するといいでしょう。

なぜほとんどの方が対人恐怖症の克服に失敗するのか?

多くの方は「対人恐怖症は病気である」と考えていますがそれは全く違います。原因の多くは過去の経験などから来る恐怖や不安によるもので、それらが無くなると驚くほど楽になります。その仕組みについてさらに知りたい方は無料メールセミナーにご登録ください。

著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。NSCAパーソナルトレーナーの資格者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、あがり症、対人恐怖症の克服をサポートする。
(Facebookページ)