マインドフルネス療法を取り入れることで、対人恐怖症改善に役立ちます


マインドフルネスと呼ばれる瞑想などの行為には、精神を落ち着かせ、自分を客観的に見つめることができるようになる効果があるといわれています。

そのため、マインドフルネスと対人恐怖症の相性は良好です。

日頃からわずかな時間でもマインドフルネスの瞑想などに取り組むのを習慣とすることで、対人恐怖症を克服する助けとなるでしょう。

マインドフルネスは世界中で取り入れられている療法です

対人恐怖症におけるマインドフルネス療法とは、瞑想などを通じて雑念をシャットアウトし、呼吸など今起こっているあるがままの状態に意識を集中することです。

瞑想というと宗教的なものを感じたり、あるいは効果がないと感じたりする人もいるかもしません。

しかし、マインドフルネスにおける瞑想は宗教的なものとは無縁であり、また、科学的に効果が証明されている療法でもあります。

さらに、マインドフルネスを行うことによるデメリットも特にありません。

対人恐怖症で悩んでいるのなら、マインドフルネスにじっくりと取り組んでいくことで、対人恐怖症改善に役立つでしょう。

マインドフルネスを実践するために、まずは呼吸に集中してみましょう

マインドフルネスの基本的な方法はとても簡単です。

まずは、落ち着ける場所で、背筋を伸ばして姿勢を正しましょう。

その上で、目を閉じるか薄目程度にして、ゆっくりと呼吸していきます。

そして、次第に意識を呼吸に集中させていきましょう。

呼吸している自分をただ感じ、余計なことは一切考えません。

「今、息を吸っている」「今、息を吐いている」「遠くで風の音がしている」「肌にぬるい風が当たっている」というように、物事の善し悪しではなく、今、この場で起こっているあるがままを感じるようにします。

自分自身に意識を集中させ、一日五分から数十分程度、このマインドフルネスの瞑想を習慣にするようにしましょう。

マインドフルネスを続けることで、人前でも冷静になることができます


対人恐怖症の人がマインドフルネスに取り組んだ場合、特に注目されている効果が「意識を切り換えやすくなる」ということです。

マインドフルネスによる瞑想では、普段考えているあらゆる感情や考えを全て「雑念」として処理し、捨てていきます。

「今日、人前で恥を掻いてしまった」というような羞恥心、後悔といった感情も、もちろん雑念のひとつであり、瞑想の上では捨てさるべきものです。

深く瞑想し、これらの雑念を捨て、自分の呼吸などに意識を向けていくことによって、羞恥心などの取り払われた、素の自分に出会うことができるでしょう。

この、素の自分に出会うこと、すなわち自分に対する客観視が自然にできるようになることこそが、マインドフルネス療法ではとても重要です。

瞑想を繰り返し、客観視ができるようになると、人前に出た時でもすぐに羞恥心などの雑念におそわれている自分から抜け出し、冷静に現状を把握することができるようになります。

その結果、人前に出ても過度の緊張や身体的症状が現れにくくなるといわれているのです。

つまり、マインドフルネスとは、対人恐怖症特有の恐怖心などからさっと脱出し、意識を切り換えるための訓練といって差し支えありません。

また、瞑想の効果として、精神も落ち着き、自律神経を整える役にも立ちます。

マインドフルネスの瞑想によって、一時でも対人恐怖症の不安感から解放されることができます

マインドフルネスの瞑想とは、今あるところに集中し、対人恐怖も、羞恥も、疑いも、ミスの記憶も、なにもない時間を得ることです。

普通、対人恐怖症かどうかに関わらず、人間の頭の中ではたくさんの感情や考えがひしめいています。

また、対人恐怖症になると、根拠のない不安や恐怖が脳内を埋めつくしてしまい、日常生活に支障が出るほどになってしまいます。

しかし、マインドフルネスの瞑想では一時的にでもこれらの感情の一切を捨てる、あるいは怖いと感じている自分をあるがままに受け止めるため、対人恐怖症で悩んでいない自分を感じることができるのです。

マインドフルネスの瞑想の時間は、自分が何を怖いと思っているのか、自分が今どういう状態にあるのかを、整理する良い機会になります。

また、誰にでも簡単にできるのも特徴です。

対人恐怖症で悩んでいるのなら、一度時間を取り、このような雑念のない状態をじっくりと味わうことで、マインドフルネス瞑想のメリットを実感することができるでしょう。

(まとめ)対人恐怖症にマインドフルネスは効果があるの?

1.マインドフルネス療法を取り入れることで、対人恐怖症改善に役立ちます

マインドフルネス療法の瞑想は、精神を落ち着かせたり、自分を客観的に見つめたりする効果があるとされています。

日頃から意識して取り入れれば、対人恐怖症改善に役立つでしょう。

2.マインドフルネスは世界中で取り入れられている療法です

マインドフルネスは瞑想などを通じて一切の雑念をシャットアウトし、呼吸などあるがままの状態に集中することです。

背筋を伸ばしてじっくりと呼吸し、意識を集中させていきましょう。

3.マインドフルネスを続けることで、人前でも冷静になることができます

マインドフルネスで重要なのは、瞑想によって雑念を捨て、自分を客観視できるようになることです。

マインドフルネスによって日頃から雑念を捨てることに慣れていると、いざという時スムーズに恐怖心を捨て、自分を冷静に見ることができるようになります。

4.マインドフルネスの瞑想によって、一時でも対人恐怖症の不安感から解放されることができます

マインドフルネスのもうひとつのメリットは、対人恐怖症などの症状に怯えることのない、まっさらな時間を得ることができるということです。

自分自身の内面を整理するためにも、一度じっくりと時間を取り、マインドフルネス瞑想に取り組んでみましょう。

なぜほとんどの方が対人恐怖症の克服に失敗するのか?

多くの方は「対人恐怖症は病気である」と考えていますがそれは全く違います。原因の多くは過去の経験などから来る恐怖や不安によるもので、それらが無くなると驚くほど楽になります。その仕組みについてさらに知りたい方は無料メールセミナーにご登録ください。

著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。NSCAパーソナルトレーナーの資格者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、あがり症、対人恐怖症の克服をサポートする。
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