気持ちを落ち着かせると言われるハーブはあがり症対策に期待ができます
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ハーブの中にはラベンダーやカモミールなど、緊張を和らげたりストレスを解消したりする働きを期待された物があります。
そのようなハーブを、ハーブティーにして飲んだりポプリにして香りを楽しんだりすることで、あがり症改善に役立つと言われています。
しかしハーブを使う時には、アレルギーや服用中の薬との飲み合わせに注意し、場合によっては医師と相談してからハーブを使うと安心です。
自分に合った、気持ちを落ち着かせるハーブを見つけましょう
ドキドキする、頭が真っ白になるなどのあがり症の症状が現れている時、体の中では交感神経が優位に立っています。
すると不安や心配が大きくなってしまい、さらにあがり症の症状がひどくなることもあるでしょう。
その時には、数あるハーブのうち心をリラックスさせる働きが期待されたハーブを使って対処してはいかがでしょうか。
普段から自分の好きなハーブを見つけておくと、いざという時のあがり症対策ができて安心できます。
・ラベンダー
安眠などリラックス作用が期待できるハーブとして有名で、花だけでなく葉や茎まで利用可能です。
心と体の緊張を安定させて不安を和らげ、ストレス解消にも役立つとされています。
・カモミール
甘いりんごのようなにおいが特徴のハーブで、ラベンダーと同じく花・葉・茎を活用できます。
ストレスを和らげ、心をリラックスさせると言われています。
・ジャスミン
お茶として親しまれているハーブで、自律神経の働きを整えリラックスさせる働きが期待されています。
ハーブのあらゆる使い方を覚えておくのもおすすめです
好みの香りのハーブが見つかったら、いろんな使い方を覚えておき、その場に合った活用が便利です。
・ティーバッグ
ハーブの入ったティーバッグをお湯に浸して指定の時間おくだけでできあがります。
会社など給湯設備のある場所ではすぐにハーブティーを用意できる便利なアイテムで、デスクにストックしておけるだけでなくかさばらないので持ち歩きもしやすくなっています。
・リーフ
ティーポットを使ってハーブティーを淹れる方法で、淹れている時からハーブの香りを楽しみリラックスができます。
まずポットをお湯で温めてから指定の分量の茶葉とお湯を注ぎ、ふたをして蒸らしましょう。
この時火にかけて煮出すことはせず、沸騰したお湯を使い3~4分たったら茶こしでこしながらカップへ注ぎます。
ハーブの香りをかぐだけでも効果が期待できるといわれるため、たとえば営業先へ出かける時や会社外でのプレゼンがある時など、気に入ったハーブの香りがするポプリを持って行きましょう。
また普段からリラックスタイムにその香りを楽しんでいれば、さらに緊張緩和に役立つのでいつもバッグやポーチに入れて持ち歩くことがおすすめです。
ハーブティーを楽しむ時はアレルギーに注意が必要です
緊張の緩和やストレス解消などの働きが期待されるハーブは、あがり症の改善に役立ちますが、使用する時にはアレルギーへの注意を怠らないようにしましょう。
・アレルギー
キク科アレルギーのある人はカモミールの使用を避け、とくに自家栽培した物は注意しましょう。
安全性の高いハーブとされていますが、妊娠中は使わない方がよいとの見解もあります。
・薬との飲み合わせ
通院しており薬を飲んでいる場合は、ハーブを使う前に医師や薬剤師に相談してからにしましょう。
ハーブは薬ではないとされるものの、薬の成分と競合する場合もあるため確認をおすすめします。
・妊娠中や授乳中
ラベンダーやジャスミンのような比較的安全性の高いハーブは、妊娠中や授乳中でも使用してよいとされています。
しかし妊娠中は胎児への影響を考えて産婦人科医と相談した上で使った方が安心です。
また授乳中は体調が変化しやすく赤ちゃんへの影響がまったくないとは言い切れないため、医師や薬剤師と相談してから使いましょう。
(まとめ)あがり症はハーブで改善できる?
あがり症改善に役立つと期待されるラベンダーやカモミールなどのハーブは、ハーブティーにしたりポプリにしたりして上手に活用しましょう。
しかしアレルギーや薬との飲み合わせには注意が必要です。
あがり症の症状が現れている時は、心身をリラックスさせると言われるハーブを上手に利用しましょう。
たとえばラベンダー・カモミール・ジャスミンがあり、自分の好きなハーブを見つけておいてはいかがでしょうか。
あがり症対策にハーブを活用する時の方法にハーブティーがあります。
淹れる方法はティーバッグでもリーフでもよく、また外出先ではポプリをバッグに入れておいて緊張しそうな場面でハーブを活用しましょう。
あがり症改善にハーブを使おうとする時、気をつけておきたいポイントがあります。
それはアレルギーや服用中の薬がある時、妊娠中や授乳中で、ハーブは薬ではありませんが、医師と相談してから使った方がよい場合もあります。