ノルアドレナリンの分泌量が増えるとあがり症の症状が悪化しやすくなります

ノルアドレナリンは交感神経を刺激するため、分泌が多くなるとあがり症が出てしまいます。

そしてノルアドレナリンを抑えるには、セロトニンという副交感神経を刺激する物質の分泌促進が必要です。
しかし、適度な分泌であればノルアドレナリンはやる気を高める役に立つため、セロトニンでバランスを取りつつ分泌するように生活習慣を整えましょう。

そのためには、朝日を浴びる・セロトニンを作るための栄養素を取る・リズム運動をすることがおすすめです。
また慣れることでもノルアドレナリンの分泌を抑制することが期待されています。

緊張したときに分泌されるホルモンがノルアドレナリンです

ノルアドレナリンとは神経伝達物質の一種で、交感神経を刺激するものです。

そのためノルアドレナリンの分泌がさかんな状態では緊張が高まってしまい、あがり症も出やすくなります。
しかしノルアドレナリンの分泌は、副交感神経を刺激するセロトニンがバランスよく働くことで、緊張を和らげることができるのです。

セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれる

副交感神経へ働きかけるセロトニンは、心身をリラックスさせ落ち着かせることで、心に安らぎを与えるよう働きかけることから、「幸せホルモン」とも呼ばれています。

それは緊張や興奮を招くノルアドレナリンの分泌を抑えて穏やかな状態を保ち、あがり症の緩和に役立つのです。

適度な場合はやる気アップにつながる

あがり症に悩む人にとって極端なことを言えば、ノルアドレナリンは分泌されない方がいいと思うかもしれません。

しかし適度な分泌量が保たれていれば、やる気や集中力のアップにつながる物質です。
そのためセロトニンの分泌を促す習慣を心がけながら、上手にノルアドレナリンの分泌を抑えていくことをおすすめします。

ノルアドレナリンの分泌を抑制する習慣を控えましょう


ノルアドレナリンの分泌量が増えると緊張が高まってしまいます。
このノルアドレナリンの分泌を抑えるセロトニンの分泌を促進するためには、病院などでの治療ではなく、生活習慣の改善などでも効果が期待できます。

たとえば、セロトニンの特徴は日中に分泌されていることです。
夜更かしして起きる時間が遅くなったり睡眠不足になったりしていると分泌が減り、ノルアドレナリンの分泌割合が高くなる恐れがあります。

朝日を浴びる習慣をつける

夜はできるだけ早く寝るようにすると翌朝目覚めやすくなるため、朝日を浴びることを実践しやすくなります。

朝に日光を浴びると体内時計が調整されるため、夜きちんと眠くなることもメリットです。

セロトニンを作る栄養素を取る

セロトニンを作るためにはトリプトファンという必須アミノ酸の一種が必要で、体内では作り出せない栄養素のため、毎日適度に取り続けなくてはなりません。

トリプトファンを含む物には、牛乳・チーズ・大豆製品・魚・肉などがありこれらの食品を毎日のメニューにバランスよく取り入れましょう。

リズム運動をする

一定のリズムで体を動かす運動を行うこともセロトニンの分泌に役立つので、たとえばウォーキング・階段の昇り降り・ダンス・縄跳びなどがあります。

これらの中から行いやすい運動を選んで適度な内容を定期的に行うことがおすすめです。

慣れることもノルアドレナリンの分泌を抑える方法のひとつです

生活習慣の改善以外にも、ストレスを受けた状態に慣れることでノルアドレナリンの分泌を抑える方法もあると言われています。

たとえば会議で人前に立ってプレゼンしたり、営業先で交渉したりといった場所では、あがり症の方にとって、どうしても苦手な状況になりやすいと言えます。
慣れない間は、その大きなストレスや視線などに困らされてしまうでしょう。

しかし、同じような状況を何度も経験していくことで、これは生命の危機ではないと心身が覚えていきます。

昔より苦手意識がなくなったことで、発汗が少なくなった、呼吸がしやすくなったなどの経験に心当たりがある方もいるかもしれません。
それは、ノルアドレナリンの分泌が落ち着いてきている証拠とも言えます。

慣れることでストレス耐性をつける

はじめはどれだけひどくあがり症の症状が出てしまったとしても、その後はそれまでの経験から失敗しない方法を身につけていくでしょう。

そのため失敗に対する不安も小さくなり、あがり症の改善が期待できるのです。

失敗を参考にして成功する方法を準備する

もし失敗したとしても次の機会にはどうするか改善策を立て、問題は解決しておくことで、同じ失敗を繰り返さない自信が持てるようになるでしょう。

そして同じような失敗をしてしまった時も、対処法があるとわかっていれば緊張しすぎないよう過ごせるはずです。

(まとめ)あがり症になるはノルアドレナリンのせい?

1.ノルアドレナリンの分泌量が増えるとあがり症の症状が悪化しやすくなります

ノルアドレナリンの分泌が多いとあがり症が出やすくなります。

しかしセロトニンを適度に分泌させることで分泌を抑え、あがり症の症状を出にくくすると言われますがそのためには生活習慣の改善がおすすめです。
また慣れもあがり症改善に役立つとされます。

2.緊張したときに分泌されるホルモンがノルアドレナリンです

交感神経を刺激するノルアドレナリンは、分泌量が多い場合あがり症の症状が出やすくなります。

しかし適度な場合はやる気アップにもつながるため、副交感神経を刺激するセロトニンを分泌させてノルアドレナリンの分泌を抑えるとあがり症改善に役立ちます。

3.ノルアドレナリンの分泌を抑制する習慣を控えましょう

ノルアドレナリンの分泌を抑制するにはセロトニンの分泌を促す必要があります。

そのためには、朝日を浴びる・セロトニンを作るために必要なトリプトファンを取る・リズム運動をすることがおすすめです。

4.慣れることもノルアドレナリンの分泌を抑える方法のひとつです

ストレスのかかった状態に慣れることも、ノルアドレナリンの分泌を抑える方法のひとつと言われています。

大勢の前で話すことなどを繰り返し行うと、生命の危険がないことを心身が覚えるためノルアドレナリンの分泌が抑制されていくのです。


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著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。NSCAパーソナルトレーナーの資格者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、あがり症、対人恐怖症の克服をサポートする。
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