あがり症の克服は、呼吸やストレッチなどで身体をリラックスさせるところから始めてみましょう

あがり症は経験を積むことで改善できるものではありません。
なぜなら、あがり症は過去の経験からくる不安や恐怖に伴う筋肉の緊張であったり、自律神経の乱れだったりが原因とされているからです。

そのため、筋肉をほぐし自律神経の乱れを整えてあげることが、あがり症克服のための第一歩と言えます。
まずは、腹式呼吸やストレッチなどを利用して身体をリラックスさせる習慣づくりから始めてみましょう。

あがってしまうことには原因があります

あがり症であることが原因で、人前で話すことが苦手だと言う人は少なくありません。
心拍数が上がったり声や手の震えが止まらなくなってしまったりして、その結果コミュニケーションに対しての悩みや苦手意識ができてしまったというケースも多いでしょう。

人前であがってしまう原因として、「踏んだ場数の少なさ」や「慣れの足りなさ」が挙げられる場合もありますが、それだけではありません。
主なあがり症の原因は、過去の経験などに由来する対人不安や恐怖、それに伴う筋肉の緊張とされています。

人間の脳には、危険を察知するとその危険から身を守るためにさまざまなアラームを体中へ発信するという機能があり、これは生命を維持するための大切なものといえます。
しかし、この防衛反応が過去の経験から過剰に引き起こされてしまうというのが、あがり症のそもそもの原因です。

このような状態になると身体の筋肉が強張ったり、自律神経が乱れた状態になったりしてしまい、いわゆる緊張状態となります。
その結果、声がうわずったり手足が震えたりといった身体症状につながるとされているのです。

腹式呼吸を意識してみましょう

あがってしまう原因の一つに、生命を守るための本能を由来とした、「筋肉の緊張」や「自律神経の乱れ」が挙げられるとご説明しました。

そのため、あがり症を克服するための方法としては、筋肉を弛緩させ体のリラックスを促すことを習慣づける必要があるといわれているのです。
中でも腹式呼吸を利用したリラックス方法は、場所を選ばず応用する事ができますから、普段の生活の中でも利用できるおすすめの方法といえます。

腹式呼吸について

腹式呼吸は人間の横隔膜を上下させて行う呼吸法の一つです。
この呼吸を行うことで自律神経が整い、筋肉の緊張がほぐれ、体をリラックス状態へ導くことができるといいます。

腹式呼吸を行う手順としては以下の方法があります。
参考にしてみてください。

1.おへそより下の下腹部あたりに手を当て、その部分を引っ込めながらゆっくりと息を吐く
2.息を吐いたら引っ込めたお腹を膨らましながら、鼻から息を吸う
3.息を吸い終わったら、1に戻って、これを何度か繰り返す

腹式呼吸は、自宅はもちろん仕事中のちょっとした隙間時間でも行うことができます。
緊張してしまうスピーチの前などに習慣化してみるのも良いでしょう。

ストレッチなどもあがり症に効果的といわれています

あがり症に対しては、腹式呼吸のほかにも簡単なストレッチなどが効果的だといわれています。

肩のストレッチ

肩のストレッチは、まず両肩に力を入れてぎゅっと持ち上げます。
その状態を5秒ほど保った後に、すとんと両肩の力を抜いて、肩を落とします。

この、思いっきり筋肉に力を入れ、弛緩させるというストレッチを何回か行っているうちに、肩の筋肉がほぐれ、緊張状態を和らげることにつながります。
また、肩をぐるぐると回すストレッチでも筋肉をほぐし、リラックス状態へ近づけることができるでしょう。

このような筋肉をほぐすストレッチは、ほかにも体のさまざまな部分で行うことが可能です。

表情筋のストレッチ

人前であがってしまう時に、顔が強張ったり引きつったりしてしまうという方は、表情筋をほぐすストレッチを行ってみても良いでしょう。

たとえば、大きく口を開けて「あ」と「う」を繰り返して素早く発声するストレッチは、表情筋やリンパを促す効果が期待できます。
また、舌を丸めて上下の歯で優しく何度も噛むなどのストレッチも滑舌のトレーニングになります。

ストレッチや腹式呼吸を取り入れて身体をうまくリラックス状態にすることができれば、緊張状態から体を解放させることができます。
あがり症克服に向けて、日常的に体をほぐしてあげる癖をつけてみてください。

(まとめ)あがり症はどうやって克服するの?

1.あがり症の克服は、呼吸やストレッチなどで身体をリラックスさせるところから始めてみましょう

あがり症は不安や恐怖などに由来する筋肉の緊張や自律神経の乱れが原因と言われています。
腹式呼吸やストレッチなどで筋肉をほぐし、自律神経を整えてあげることで克服のための第一歩を踏み出しましょう。

2.あがってしまうことには原因があります

あがり症の原因の一つとして、恐怖や不安などに伴う筋肉の緊張や自律神経の乱れなどが挙げられます。
これは人間のもつ生命維持のための機能で、この筋肉の緊張が過剰に起きてしまう事によって、あがってしまう状態になるといわれています。

3.腹式呼吸を意識してみましょう

あがり症を克服するためには腹式呼吸を利用したリラックス方法がおすすめです。
腹式呼吸は場所を選ばず行うことができるため、スピーチの前などに行うよう習慣化してみても良いでしょう。

4.ストレッチなどもあがり症に効果的といわれています

腹式呼吸のほかにも、肩や表情筋などの筋肉をほぐすストレッチはおすすめです。
思いっきり筋肉に力を入れて脱力するストレッチは、さまざまな体の部位で行うことが可能で、あがり症に対しても効果的だとされています。

なぜほとんどの方があがり症の克服に失敗するのか?

多くの方は「あがり症は病気である」と考えていますがそれは全く違います。原因の多くは過去の記憶や感覚感情によるもので、それらが無くなると驚くほど楽になります。その仕組みについてさらに知りたい方は無料メールセミナーにご登録ください。

著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。NSCAパーソナルトレーナーの資格者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、あがり症、対人恐怖症の克服をサポートする。
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