対人恐怖症で生じるつらい症状は人によって異なります


対人恐怖症とは人と会っている時や人前に出た時に、緊張や恐怖を感じる状態です。誰でも大勢の人の前に出る時には緊張や不安を感じることがありますが、対人恐怖症ではその緊張が強く生じるとされています。

対人恐怖症の場合には人前で感じる緊張や不安が非常に強いために大量に汗をかくなど、身体的にさまざまなつらい症状が出るといわれています。

対人恐怖症のつらい症状にはさまざまなものがあります

対人恐怖症にはさまざまな症状があるといわれています。対人恐怖症になると、人前に出た時などに過度の緊張感から大量の汗をかくなど、身体に変調が生じます。

人前で大量の汗が出ていることを気づかれることを恐れて、徐々に人前に出ることがつらくなります。そして人前に出ることに恐怖を感じるようになる悪循環から、通常の日常生活が送れないほどの状態になるケースもあります。

日本では10人に1人程度が対人恐怖症といわれるほど、多くの方にみられる症状です。対人恐怖症の場合には、以下のような症状が出るとされています。
・緊張から頭が真っ白になって言葉が出なくなる
・声が震える
・パニック状態になる
・手や脚が震える
・顔が赤くなる
・大量の汗が出る
・周りが気になり落ち着かない
・お腹が痛くなる
・トイレに行きたくなる

このような症状がプレゼンや会議での発表時にだけ出る場合や、人の多いところにいくと常に緊張状態が続いて疲れやすくなるという場合があります。

対人恐怖症の症状には脳の扁桃体の活動が影響しているといわれます

対人恐怖症の症状は、さまざまなことがきっかけでなってしまうといわれています。

・神経質でこだわりが強い、人見知りしやすいなど元からの性格の原因
・小さい頃から家族の愛情を充分に受けることがなかったなどの環境要因
・人前で発表をした時に大きなミスをして恥ずかしい思いをした体験

これらの要因が記憶の奥に残り続けていると、社会に出てさまざまな人と接する機会が増えた時に発症する可能性があるといわれています。

対人恐怖症の症状は人前に出た時や人と接した時に不安や緊張を感じて生じると考えられています。強い不安を感じた時の記憶は、記憶をつかさどる海馬だけでなく扁桃体にも残るとされているのです。

偏桃体には、不安を感じた時に交感神経を活発にさせて身体の緊張感を高める働きがあります。その偏桃体に記憶が残っているため、昔、不安を感じた時と似た状況になるだけで不安や緊張が生じるようになる場合があります。

ただ昔の記憶などから不安や緊張を感じることは誰にでも起きる可能性があります。症状が出るかもしれないと心配しすぎると、余計に緊張してしまう場合もあるので、気にしすぎないことも大切です。

対人恐怖症の辛い症状は緊張感をほぐすことで和らぐといわれます


対人恐怖症の症状は緊張感を和らげることで軽減されるといわれています。気持ちを落ち着かせ、緊張を和らげる働きがあるとされるアロマテラピーは、実際の臨床により、不安な気持ちを和らげることがわかっています。

イライラをなくしてリラックスできるといわれているラベンダーなどを使用してみてもよいでしょう。睡眠不足では、身体が緊張している状態になるとされています。

ゆっくり休んで充分に睡眠をとることも交感神経を落ち着かせ、リラックス状態になれる1つの方法です。

心身をリラックスさせるためにはウォーキングなどの有酸素運動を定期的に行う方がいいともいわれています。対人恐怖症の人は、脳内のセロトニンホルモンの分泌が低下していると考えられています。

セロトニンには感情をコントロールしたり、精神を安定させたりする働きがあるため、このセロトニンを増やすことも大切です。セロトニンを増やすためには、太陽の光を浴びる、ウォーキングなどの運動を行う、バランスのよい食事をとることなどがよいとされています。

対人恐怖症のような気になる症状には、普段からリラックスして過ごせるように生活環境を改善するなどの工夫をすることをおすすめします。

(まとめ)対人恐怖症で辛い症状とは?

1.対人恐怖症で生じる辛い症状は人によって異なります

対人恐怖症とは人と会っている時などに強い緊張や恐怖を感じる状態です。 誰でも人前に出る時には緊張しますが、対人恐怖症では人前に出た時の緊張感が強いため大量に汗をかくなどの症状が出るとされています。

2.対人恐怖症の辛い症状にはさまざまなものがあります

対人恐怖症にはさまざまな症状があります。強い緊張感から人前で言葉が出ない、手や脚が震える、顔が赤くなるなどの症状があるのです。

特定の場面で生じる場合と、常に緊張を感じるケースがあるとされています。

3.対人恐怖症の症状には脳の扁桃体の活動が影響しているといわれます

対人恐怖症の症状は元からの性格や小さい頃からの環境、昔に人前で失敗した体験などが原因で生じると考えられています。古い記憶から不安や緊張を感じる可能性は誰にでもあるので、心配しすぎないことが大切です。

4.対人恐怖症の辛い症状は緊張感をほぐすことで和らぐといわれます

対人恐怖症の症状を軽減するためには、普段からリラックスして過ごし緊張感を和らげることが大切といえます。バランスのいい食生活・充分な睡眠・適度な運動を心がけ、アロマテラピーなどを取り入れるとよいでしょう。


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著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。「『不快感』がスーッと消える本」の著者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、他人へのあがり、緊張、対人恐怖の克服をサポートする。
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