眠れないとあがり症の症状が出やすくなると考えられています


眠れない悩みを抱えている人は多いですが、眠れないとあがり症の症状が出やすくなると言われています。

人間は眠れない状態が続くとアドレナリンやノルアドレナリンの分泌が増え、心拍数や血圧が上昇します。
このようなストレス反応は心身の緊張を招くため、あがり症になりやすくなると考えられているのです。

あがり症を改善するには眠れない悩みを解消し、体調管理をしっかりと行うことが大切です。

現代人の多くが眠れない悩みを抱えていると言われています

多くの現代人が眠れない悩みを抱えており、とくに日本人は睡眠不足になりやすいと言われています。
ある調査では、日本人の平均睡眠時間は世界の主要29か国の中で、2番目に短いという結果が公表されています。
日本人の平均睡眠時間は7時間41分で、半世紀前と比較すると1時間近く短くなっているのです。

睡眠時間がここまで短くなってしまったのは、パソコンやスマートフォンの普及や、24時間営業の店の増加などが挙げられます。
夜型の生活になりやすい条件がそろっているのも原因ですが、日本人は世界の人々と比べて睡眠に対する意識が低いと言われているのです。

日々の睡眠不足が積み重なるのを借金にたとえて、「睡眠負債」と呼ぶことがあります。
会社で仕事が忙しく、つい帰宅が遅くなって就寝時間が深夜になってしまうことはないでしょうか。

今日こそは早く寝ようと思っても、なかなか実行に移せず、翌日に目覚めの悪い朝を迎えるビジネスパーソンは多くいるでしょう。
眠れない状態が続くと仕事のパフォーマンスも下がり、仕事に自信が持てなくなります。

睡眠負債は巨額の経済損失を生むと指摘されており、眠れない悩みは個人の問題にとどまらないところまで来ているのです。

国内総生産(GDP)比で見ると、睡眠負債による日本の経済損失は1,380億ドルでGDPの2.92%に該当するというデータがあります。
この数字は経済大国のアメリカを抜き、先進国の中でワースト1になるのです。

あがり症と眠れない状態には関わりがあります


眠れない状態が長く続くと、あがり症の症状が出やすくなると考えられています。
睡眠中は自律神経の副交感神経が活発になり、心と身体を休ませる働きをしてくれます。

しかし夜更かしなどで睡眠時間が削られてしまうと、副交感神経が働く時間が短くなるので、心身を充分に休養させることができません。
副交感神経が働く時間が短くなれば、その分、交感神経が働く時間が長くなります。

交感神経には心身を緊張させる働きがあるため、交感神経が働けば働くほど、緊張が高まって、あがり症を発症しやすくなります。

正常な自律神経の働きとは、交感神経と副交感神経が交互にバランス良く働いている状態です。
会社でのプレゼンなど、発表を控えた前日に緊張し過ぎて眠れなくなるのも、交感神経が優位になっているのが原因です。
不安を感じている時は筋肉や血管が縮みやすく、身体がリラックスして眠れる体勢になれません。

自律神経は自分の意志でコントロールできないため、眠りたいと思っても寝つけなくなるのです。

あがり症を克服するために眠りやすい環境を作りましょう

あがり症は睡眠と深い関わりがあるため、睡眠環境を整えれば、あがり症を改善する効果が期待できます。

眠れない状態は思考力や集中力を低下させて、緊張しやすい状況を作ります。
たかが睡眠と軽く考えずに、自分にとって最適な睡眠が得られるよう、眠りやすい環境を整えるとよいでしょう。

まず、照明の明るさに注意しましょう。

入眠しやすい明るさは人によって違いがありますが、強い光の下で眠ると、明るさが脳に刺激を与えてしまいます。
部屋を真っ暗にするよりも、月明かり程度の明るさを保つとよいと言われています。

また軽くストレッチをして、筋肉を適度にほぐしてから布団に入るのもおすすめです。
筋肉の緊張がなくなると、自然と心の緊張も解けていきます。

血液循環の改善は、心地良い眠りに繋がります。

(まとめ)よく眠れないとあがり症になりやすいですか?

1.眠れないとあがり症の症状が出やすくなると考えられています

睡眠になんらかの悩みを抱えている人は多く、眠れない人が増えていると言われています。
眠れない状態が続くとアドレナリンやノルアドレナリンの分泌が促進され、心身の緊張を招くと考えられています。
常に緊張しているため、あがり症の症状が出やすくなるのです。

2.現代人の多くが眠れない悩みを抱えていると言われています

現代人の多くが眠れない悩みを抱えていると言われていますが、とくに日本人は慢性的な睡眠不足に陥っていると指摘されています。

睡眠負債は仕事のパフォーマンスを下げ、巨額の経済損失を生むというデータがあるのです。

3.あがり症と眠れない状態には関わりがあります

眠れない状態が続くと自律神経の交感神経が優位になり、心身が緊張してあがり症の症状が出やすくなると考えられています。
自律神経は自らの意志で操作ができません。

本番の前日に緊張して眠れなくなるのも、自律神経が乱れて眠りを遠ざけてしまうためです。

4.あがり症を克服するために眠りやすい環境を作りましょう

あがり症を改善するには、睡眠環境を整えるのが効果的です。
眠れない状態は思考力や集中力を低下させて、緊張しやすくなる状況を招きます。

就寝時は照明の明るさを適度に落としたり、布団に入る前にストレッチを行ったりしてみましょう。


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著者紹介

著者情報プロフィール:佐藤 達三
株式会社ブレッシングス代表取締役。「『不快感』がスーッと消える本」の著者。メンタル、身体の両面でのパフォーマンス向上をサポートし、セミナーへの参加者は今までに延べ6,000以上を超える実績を持つ。
現在ではビジネスパフォーマンス向上のため、経営者、投資家、ビジネスマンをはじめ、幅広い顧客に指示され1,000人以上の個人カウンセリングを行い、他人へのあがり、緊張、対人恐怖の克服をサポートする。
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